ロリィタ用語集

ロリィタファッションに関連する各種ワードを、「お洋服のカテゴリや部位の名前」、「ロリィタさんに人気の髪型」、「アクセサリーや小物類」の3カテゴリに分けて解説します。

ケープ
肩を覆うように作られた袖のないアウターのこと。真ん中開きのものが多く、首元をリボンで結んだり前をボタンで留めるなど様々なデザインがあります。
ボレロ
丈がウエストまでか、それよりも短い上着のこと。前立てや打ち合わせがなく、前を開けて着たり、胸元をリボンなどで結ぶタイプのものが多いです。
ジャンパースカート
袖のない上下が繋がったワンピース状のスカートのこと。ブラウスと合わせるのがロリィタファッションでは定番。
基本的に1枚で着ないのがジャンパースカートで、1枚で着るものをワンピースと呼びます。
フレアスカート
裾に向かって朝顔の花のように波打ってひらめくような形のスカートのこと。
ギャザースカート
布を縫い縮めて、皺を寄せたディテールのスカートのこと。
ティアードスカート
幾重にも切り替えられた段フリルのスカートのこと。「ティアード」とは、「層になった」の意味です。
コルセットスカート
コルセットとスカートが繋がって一体化したもの。コルセット部分はジッパー等で開閉できるようになっていて、楽に脱ぎ着できるように工夫されています。コルセット部分からスカートにかけてのラインの美しさが魅力です。なお、デザインがコルセット風に見えるだけで締める効果の少ないものから、コルセット部分にボーンが入った本格的なものまであります。
バッスル
元々は女性のスカートの腰の後ろ部分を膨らませる為につけられていた枠状の下着や腰当のことを指す言葉でしたが、最近では、バッスルを履いているかのような後ろの腰が膨らんだデザインのスカートの形状をバッスルと呼んでいます。
ロリィタブランドの中には後ろに段フリルを施したデザインのものもあります。
シャーリング
適度に間隔をあけて布を縫い、ギャザーをよせた加工のことを言います。その語源は「ヒダをつける」という意味の「シャー」から来ています。
特にゴム糸を何段にも寄せることで、ゴムのように引っ張ったら伸びるゴムシャーリングは、ワンサイズ展開の多いロリィタ服においてワンピースやジャンパースカート、スカートなどの背面にゴムシャーリングが施されていることが多いです。
前髪ぱっつん
「ぱっつん」の語源は前髪をハサミで一直線に切る擬音だとされており、基本的にはまっすぐ一直線上に切りそろえたヘアスタイルを指しますが、軽い弓状に切りそろえられているものも広い意味ではぱっつんスタイルに入ります。
切りそろえる位置は人によって異なるものの、概して少女性や幼さが強調される特徴を持っているので、ロリィタさんの間では割とポピュラーなヘアスタイルです。
ただし、前髪ぱっつんスタイルを維持するには、より頻繁な美容院通いが必要となるため、前髪ウィッグ(ぱっつんスタイル) を活用されている方も多いようです。
姫カット
ロングヘアのアレンジの一種で、前髪を分厚くまっすぐに切りそろえ、サイドの髪の部分を顎にあたる長さで切りそろえたヘアスタイルのこと。
なお、姫カットの「姫」とは、平安時代の「姫」を指しており、額を出すのが常だった平安時代の本来の「姫カット」と、現在主流の「前髪ぱっつん」の姫カットは異なります。
内巻きで少女らしいレトロな雰囲気と、西洋とはまた違ったお姫様らしい雰囲気が人気で、ロリィタファッションにおける理想的な髪型としても知られています。
縦ロール
ロングヘアーで左右に髪を縦巻きにカールしたロールヘア、いわゆる巻き毛のひとつ。
髪が伸びる方向にそのまま螺旋状に巻かれているのが特徴で、少女漫画のキャラクターに見られるほか、ロリィタファッションの代表的なヘアスタイルとしても知られています。
ツインテール
ロングヘアを左右の中央あるいはそれより高い位置でまとめ、両肩に掛かる長さまで垂らした髪型のこと。
古くは、ただ単に「ふたつゆい」と呼ばれ、歳が一桁程度の幼い少女がこめかみよりも高い位置に結ぶものを指していた為、その意味の薄れた現在でも、「少女性」が強調されるロリィタファッションではポピュラーなヘアスタイルとなっています。
別名ツーテールとも。
ツーサイドアップ
別名ハーフツインとも呼ばれる、耳から上の髪のみを二つに分けて結び、それ以外の毛は下ろす髪型です。
髪全体を2つに分けて結ぶツインテールと比べると、結ぶ髪が少ない分ボブくらいの長さでもアレンジすることができます。
ヘッドドレス
ヘアアクセの一種で、レースやフリルをつけた帯状の土台にあごヒモ用のリボンをつけたもの。カチューシャやティアラ、クラウンもヘッドドレスの一種です。
ボンネット
頭の後頭部を覆うように冠り、あごの下でリボンを結ぶ帽子の一種。車のボンネットのように前にひさしがついているものがロリィタファッションでは定番です。
カノティエ
上が平らなクラウン(頭にのせる部分)と水平のブリム(つばの部分)で出来た、いわゆるカンカン帽を指します。ただし、最近のロリィタブランドの中には、丸型ヘッドドレスのことをカノティエもしくはキャノティエと呼ぶ場合もあります。
パニエ
元々は「かご」を意味する言葉で、スカートを膨らませる為のアンダースカートのこと。18世紀のロココ時代のヨーロッパで女性達が着ていたもの。
ドロワーズ
半ズボンのようなゆったりとしたシルエットが印象的な下着のこと。ロリィタファッションではスカートの下にパニエと合わせるのが基本です。
お袖留め
レースをふんだんに使った装飾的なカフスを指します。シンプルなデザインのブラウスの袖口の上から着けたり、半袖ブラウスの時はリストバンドのように使用することが多いです。
靴下留め
ゴムでギャザーを寄せたレースを輪にしたものを指します。主にロリィタファッションにおいては靴下の履き口に重ねて履くことで、レース付きソックスのように使われる場合が多いです。
パゴダタイプ傘
ミャンマーのお寺の形を模した特徴的な傘で、アンティークな雰囲気を大切にするゴシック&ロリィタさんから人気があります。
オーバーニ―
ひざが隠れる丈のソックスのこと。ひざ丈のスカートやワンピース、ジャンパースカートを着用することが多く、あまり肌を露出しないロリィタファッションとの相性は抜群です。

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